より高度なe Synergy System(事業活動)を構築するため、二酸化炭素排出削減目標を制定し脱炭素の取組を推進します。
弊社の環境事業のあきる野工場および城南島第一工場では廃コンクリート塊を受入れ、年間約35万トンを破砕処理し、主に道路の路盤材となる再生砕石を製造しております。
コンクリートに含まれるセメントは、二酸化炭素を固定化できるカルシウム分を多く含み、現在国立研究開発法人のNEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)にて、様々なプロジェクトを通じ、社会実装に向けて研究・開発が進められております。
【CO2削減への施策】
破砕処理により、二酸化炭素が未吸着の部分が表面に露出することにより、二酸化炭素の自然吸着が進みます。固定化率1%とした場合、既に約3,500トンのCO2を固定化しております。自然吸着に加えて固定化技術を用いた合計2%の二酸化炭素の吸着・固定化など更なる脱炭素の取り組みを推進し、カーボンゼロを目指します。
これからも弊社は、多様なパートナーと共創し、脱炭素への取り組みを積極的に行い、次世代に求められる新たな価値を追求し続けてまいります。