建設現場や建築現場から発生する
がれき類・汚泥・汚染土壌等の処理を行う施設を
3施設稼働しています。
最先端の技術力をもって産業廃棄物の適正処理を遂行し、
進み続ける都市更新を支えています。
城南島工場では、構造物に使用可能な再生骨材H
の製造が可能です。
加熱・すりもみ方式により、履歴が明らかなコンクリートがらや
戻りコンクリートから骨材を取り出します。
取り出された再生骨材H
は、公共工事の構造物へ利用され、
利用拡大が見込まれています。
また一連の工程で発生する副産物であるセメントペーストを多く含む
微粉（セメントフィラー）を土壌改質剤として利用し、
100％リサイクルを可能にしています。
湾岸エリア等で掘削される粒径の細かい土壌にも対応できます。
従来の分級点75μｍを業界最高水準の32μmで分級を可能にしています。
処理精度が従来の施設に比べ大幅に向上し、
砂の品質が飛躍的に向上しています。
焼却灰の中に含まれる水に溶けにくい塩素を除去する技術です。
炭酸イオンの力により、難溶性塩の分解を進めます。
薬剤に頼らずに済み、廃液処理が必要ないため、
環境への貢献と大幅なコスト削減を両立した効果的な技術です。
効果確認には東京大学と共同研究にて実証を行いました。
弊社、東京スーパーエコタウン、
また全国での資源循環機能を高めるため、次なる事業を検討しています。
そのため、モデル事業や共同研究により、
実験（経験）から実行へ進めています。
各工場3施設は積み重ねた実験（経験）により、実現した施設であります。
次なるステップへと、日々模索しています。
再生砕石の利用拡大に向けた品質基準の施設認証を
東京都で初めて取得しました。
この施設認証は、東京都環境局が認証した
品質基準を満たす再生砕石を継続的に製造できる工程、
設備仕様、その他能力等を有するものであることを認証するものです。